「玄蕎」と「漢方塾」

季節は確実に秋が深まりゆきます。
柿が色づき、毒草の”ヨウシュヤマゴボウ”の実が毒々しい深紫に、でもどこか愛らしさも含んでいます。
野性の植物の生命力から元気をもらい、毒も少量なら必要な時もあるのでしょうか・・・

日曜日の昨日、午後から古巣(小さい時からお買いものは下北でした)の下北沢で所用とお買いもの、遅い時間の蕎麦ランチでした。

引きぐるみの玄蕎麦のお店「玄蕎」は、今回で3回目、本日は、福井県産のそば粉を石臼で挽いています。
開店1年半で、格段の進歩があり、細打ちで冷たくさらした蕎麦は、つゆなしでそのままがおいしく、天ぷらもいらない位でした。
蕎麦打ちの方との蕎麦談義がまたまた、楽しかった!

夕方は大岡山の「漢方塾」へ。
生薬解説は、難解とされる「朮:ジュツ」、白と蒼(青)があり古来より明確な区別があった歴史的経緯などを解説していただきました。

「傷寒論」の序文の読み合わせの後、根本先生の講義があり、興味深いお話、漢方界の深い、歴史上の人物などのお話が興味深く、記憶にとどめました。

中医学の五行説は、相剋説に起源があり、前漢に土王説、後漢に五行相生説と推移したなど、教科書以外の重要な講義をいただきました。

久しぶりのお仲間からも(メンバーは、殆どが薬剤師や鍼灸師、また、医学生や製薬会社の研究員などの方々)ちょっとした疑問点などもうかがえるひと月一度の貴重な時間を過ごすことができました。

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